【仕組みを考えよう】トップアスリートではない僕がスポンサーをGETした方法
いつもお世話になっております。
だんのマンです。
今回は、トップレベルアスリートではない僕が
どのようにしてスポンサーを獲得したか
についてお話ししようと思います。
2018年10月現在
僕は3社とのスポンサー契約を結んでいます。
スポーツのスポンサー獲得についての記事ですが
仕事や日常生活の人間関係においても役に立つ考え方だと思います。
おしながき
スポンサー契約とは
スポンサーとは
団体・個人・スポーツのチーム・イベント・施設・番組などに対し、広告やPRを目的に金銭を支出する団体
あるいは個人、すなわち広告主である。(ウィキペディアより)
僕の場合は
だんのマン(個人)への企業(団体)からの援助
というスポンサー契約です。
また、スポンサー契約には大きく分けて2種類あり、
① 金銭の提供
② 物品の提供
に分かれます。
① はスポンサーの広告塔となる代わりに、お金をもらったり、
遠征費や消耗品費などの負担をしてくれる契約です。
② に関しては、
スポンサーの広告塔となることに関しては同じですが
その対価が物品の提供(主に自社製品のことが多い)
をしてもらう契約です。
スポンサーの仕組み
プロ野球やプロサッカー選手、バスケのトップリーグ選手などが
色々な社名のついたユニフォームを着用していますよね。
また、輝かしい成果を出した選手が
使っている道具の売り上げはめちゃくちゃ上がります。
ウサイン・ボルトが履いていたプーマ製のスパイクや
日本人で初めて公認記録で9秒台を出した桐生選手と同様のモデルの
スパイクは飛ぶように売れています。
ちょっと飛んでるかもしれません。
活躍すればその分テレビや新聞、ネットなどで話題になり、
スポンサーの名前も露出が多くなる仕組みです。
競技スポーツをやっている多くの方は
いつか自分にもスポンサーがついてほしい。
と密かに思っているはずです。
現に自分も、
トップアスリート=スポンサーがついている
という公式をいつの間にか作り出して
スポンサーがついてくれるような結果を出そうと
それをモチベーションに頑張っていました。
その夢は現在叶っているわけですが、そこに至るまでに
僕がどのように行動してきたかをお話しします。
実際にコンタクトをとろう!
さあ、僕はスポンサーがついてほしい。
その思いは人一倍ありますが
日本代表レベルの競技力はまだない!
どうしよう。。。
「まずは行動やろ!!」
フィジカル系ゴリラな僕は当然この考えに至りました。
スポンサーになってほしい企業に連絡をとろうと、
メールを作ってみると、こんな感じの内容になりました。
「だんのマンです。
僕は陸上競技の十種競技をしており、
こんな感じの実績があります!
○○大会 ○位
△△大会 優勝
目標は、全日本選手権に出場し、8位入賞することです!
御社の製品は僕の競技力向上にプラスになると思います!
頑張ってPRします!!
どうぞスポンサーになってください!!」
僕の夢への熱意をぶつけた
欲望まみれの文章が出来上がっていました。
みなさんこの文章を読んでどう感じましたか?
僕は運よく送信ボタンを押す前に、
脳内を駆け巡る異変の正体に気づくことができました。
これは採用可能性0%の電子クズや。。と。
果たしてこのメールを受け取って
読んでくれた方はどう思うんでしょうか。
スポンサー獲得のための戦略
スポンサーの仕組みを考えてみる
企業は
・選手が強い(競技力が高い)
・選手が困っている
・選手を成長させて夢をかなえてあげたい
こういった理由で無償の愛のように金銭や物品を
提供してくれるのでしょうか。
中にはマザーテレサのような企業もあると思います。
しかし、そんな素晴らしい企業が
世の中に溢れていればいいのですが
ホントのところはそうでない場合が多いです。
企業側もそんな余裕はなく、余裕があるのならば
頑張っている社員に還元しています。
スポンサー契約が結ばれるのは
企業から選手への援助(金額・労力)<援助をすることで生まれる利益
の場合、企業は援助するメリットがあるので
金銭や物品を提供しているのです。
CMなどでも、タレントやテレビ会社に
多大な制作費用を払ってもそれを上回る収益があるため
行っているのです。
世の中はこの考え方でほとんどすべて回っているといっても
過言ではありません。
基本的に相手が何かをするのは
何かをした結果、同等またはそれ以上のコトが相手に返ってくるからです。
金銭的な見返りだけでなく、無償の行為を行った場合でも、
その行為を行った満足感や充実感
を得ているということで、同じように考えられます。
実際にコンタクトをとろう!②
この考え方を踏まえるだけで
先ほどの採用可能性0%の電子クズが
匠のワザによって希望に満ちた文章に生まれ変わりました。
(ビフォーアフター風)
「だんのマンです。
私は陸上競技の十種競技をしています。
○○大会 ○位
△△大会 優勝
目標は、全日本選手権に出場し、8位入賞することです!
御社製品の提供を受け、私がトレーニングを行う姿を
SNS等を通じて発信していくことで
陸上競技界に普及する助力となると考えられます。
普段は大学生と共にトレーニングしています。
さらに、マスターズの大会にも出場しておりますので、
18歳から100歳を超える競技者にまで
御社の製品を実際に用いて競技している姿を
見せることができると考えています。
また、~~~~・・・・。。」
実際にはもっともっと練りに練って、
自分だけしか提供できない価値や
読み手がワクワクするようなコトを
ぎっしり詰め込んだ愛のこもった文章をつくり
片思いしているアノ子への告白のような気持ちで送信します。
過去ではなく未来を語る
2018/12/20追記
もう一点気をつけておいてほしいことがあります。
過去ではなく、未来を語るということです。
どういうことか説明します。
もしアナタが資金を提供する立場であれば
A:過去にめっちゃくちゃすごいことをした人
B:これからめっちゃオモシロいことをしようとしている人
どちらに出資をしようと思いますか。
ボクならば前のめりでBさんです。
Aさんのことも、すげ~!と思って話を聞きます。しかし、大切なのはこれからどうしようとしているか。
未来のビジョンにどれだけ相手をワクワクさせられるかです。
資金の提供・スポンサーは、モノやお金を提供する代わりに夢を叶える未来を共有する存在だと思います。
その未来は、スポンサーにとって金銭的な対価があったり、感動という心への対価でも何でもいいのです。
当然、今までの自分の人となりを説明するために、過去を説明する必要がありますが
あくまでも未来の可能性に投資してもらう。ということを忘れないように行動していきましょう。
まとめ
今回はスポンサーを獲得するための
戦略・思考についてお話ししました。
どうすれば相手の利益になるか。
全てのコミュニケーションは与えることから始まります。
自分本位ではなく相手本位。
これを頭においておくだけで
チームや友達、先輩や上司との人間関係が
オモシロいようにうまくいきます。
是非実践していたければ幸いです。
最後に
スポンサーとは「契約」を行います。
何かを得るには何かをしなければならない義務が生まれます。
そこに生まれる義務や制約により
自由に競技ができない状況も生まれる可能性があります。
メリットとデメリットを予測し天秤にかけ
自分と相手にとってよりよい選択になる方に行動しましょう。
さらに、物品提供を行ってもらいたいのだとすれば
なぜ自分で買わないのか?
当然企業も疑問に思う点だと思います。
お金がなく買えないのでしょうか?
本気で必要ならアルバイトをするなどいくらでも手段はあります。
自分で買わずに提供してもらいたい理由があり
しっかりと相手を納得させることができるのであれば
スポンサーを募ることは可能だと思います。
覚悟をもって行動しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!