【プロテインが美人を作る?】プロテイン大解剖の巻
お世話になっております。
だんのマンです。
以前ダイエットについての記事を書きました。
やはり自分の大事な時間をかけて取り組むモノに
ついての理解は深める必要がありますよね。
最近は24時間営業のフィットネスジムも増えて
より生活の中に運動やトレーニングを
無理なく取り入れることができる社会に
なってきていると感じています。
それだけ運動・身体づくりへの需要が
社会全体でじわじわと高まってきてるということ。
いちトレーニングゴリラとして
とてもうれしく思っています。
是非みなさんも少しでもいいので
生活の中に激しい運動を入れて
ドンドン変わる身体を楽しみましょう!
今回はこれにて終わりま…ん?
え?
なんて??
ムキムキになるのが嫌やから
ダイエットに筋トレはしたくない??
愚か者!!
そこに座りなさい!
簡単にムキムキバキバキになれると思うな!!
ムキムキになれるくらい
トレーニングを追い込める意志の強いヒトは
そもそも太りません。
太ったとしてもすぐに
自分でコントロールして
身体を変えられます。
分かったら早くジムに行きなさい!
ほらはやく!
え?
まだ言いたいことがある??
プロテインを飲むとムキムキになる?
ならねーよ!!!
どんなやばい液体や!
世間的にはまだまだそのイメージか!
よっしゃ。
プロテインとは何ぞや。
を教えちゃる。
おしながき
プロテインとは?
もうここらへんはインターネットで調べたら
わんさか情報が出てくるので軽くふわっと行きましょう。
【プロテイン】
タンパク質のこと。(英語でproteinといいます)
タンパク質は、僕たちの身体を構成する
三大栄養素の1つです。
三大栄養素は
「炭水化物」
「タンパク質」
「脂肪」
この3つであり
人間の生命維持に
とても大きな役割を果たしています。
中でもプロテイン、もとい、タンパク質は
アミノ酸が多数結合した高分子化合物であり
筋肉や臓器などの身体を構成する要素として
めっちゃくちゃ大事です。
爪や髪の毛の源もタンパク質です。
(髪や爪は死んだ(角質化した)細胞ですが)
タンパク質を構成するアミノ酸には
自分の体の中で合成できる
非必須アミノ酸と
自分の体内で合成できないため
食べ物から摂取する必要がある
必須アミノ酸
がありますが、これだけで
とても情報量が多いので
今回はぬるりと流します。
なんだか難しい表現が多くなりましたが
タンパク質はめっちゃ大事。
トレーニングするかどうか
ムキムキになるかどうかではなく
生きる上で必ず必要である。
ということをわかっていただければ
最高にハイってやつです。
タンパク質の摂取量
さて、そんなスーパー大事なタンパク質を
僕たちはどれくらい摂取すればOKなのでしょうか。
大体摂取エネルギーの13~20%が
理想とされているようです。
いや、わかりにくっ!!
めっちゃアバウトやん。
もっとピンポイントで理想を言い当ててほしいですが
もちろん体格や体組成によるってことでしょう。
摂取エネルギーの13~20%っていうても
全然ピンと来ないですよね。
アナタの感覚、それで正常ですよ。
大体の目安として
体重×1g
をイメージすればいいかなと思います。
気になるあの子の体重を知りたい場合は
「キミの1日のタンパク質摂取量、いくつ??」
と聞いて逆算しましょう。
普通の生活をしている成人で
体重×1gが摂取量の目安です。
大体60~70gですかね。
眼球10個分ってところです。
例え怖っ!
トレーニングをハードに行っている場合
傷ついた筋肉の修復により
多くの栄養素が必要になるので
タンパク質は体重×1.5~2g必要となってきます。
タンパク質をどう摂るか
さてさて、そんな大切なタンパク質たちを
どんどん積極的に食事で摂取していきましょう。
主食となりやすい肉・魚・大豆・乳製品・タマゴなどに
多くのタンパク質が含まれています。
鶏ささみ肉100g およそ23g
牛ロース肉赤身100g およそ22.7g
マグロ刺身6切 およそ21g
タマゴ1個 およそ6.2g
なるほど。
成人男性だと、
鶏ささみ肉300g
牛ロース肉300g
マグロ18切
タマゴ10個
を食べれば一日に必要なタンパク質が補える。
筋トレしてる僕らはその倍。。
タマゴ20個。。
マグロ36切れ。。。。
餃子一日百万個。。。
食べれるかい!!!
毎日ささみ肉600g
牛赤身肉600g食えるような生活できるかい!
他にもっと効率的に摂取する方法ないんかいな!
ってことでやっとあの
プロテインが出てくるんですよ。
手軽に、無理なく、いつでも
タンパク質を補給できるように。
と考えられたサプリメントが
プロテインだったのです。
プロテインは25gくらいの粉を
200ml程度の水または牛乳に混ぜて作ります。
メーカー、種類によって差はありますが
大体、粉の成分の80%がタンパク質になっています。
例として、僕がお世話になっているブランド
マイプロテインのティラミス味の
成分を見てみましょう。
一食分(25gあたり)
エネルギー | 89kcal |
タンパク質 | 20g |
脂質
(飽和脂肪酸) |
0.4g
0.3g |
炭水化物
(糖質) |
1.3g
1.3g |
繊維 | 0g |
食塩相当量 | 0.5g |
なるほどなるほど。
これを水で溶いたら
この通りの栄養素のプロテインができます。
牛乳で溶いた場合は
牛乳200mlあたりが以下の成分なので
エネルギー | 137kcal |
タンパク質 | 6.8g |
脂質 | 7.8g |
炭水化物 | 9.9g |
食塩相当量 | 0.22g |
↑これをプロテイン粉末に足した分の栄養素
エネルギー | 226kcal |
タンパク質 | 26.8g |
脂質 | 8.2g |
炭水化物 | 11.2g |
食塩相当量 | 0.72g |
を摂取できるというワケです。
(牛乳は脂質と炭水化物が多いため
低脂肪または無脂肪のモノをおススメします。
脂質と炭水化物の必要分は食事から余裕で
摂取できるからです。)
プロテインのデメリット
そんなタンパク質を手軽に補えるプロテインですが
「過ぎたるは及ばざるが如し」というコトワザが
あるように、過剰摂取をするとこんな事が起こります。
*過剰摂取により健康を損なった。
というデータは見たことがないのですが
身体の変化は確かにあります。
内臓疲労
タンパク質は体内で内臓により
合成と分解が絶えず行われています。
その過程で余ったタンパク質の
窒素を含んだアミノ酸が分解され
アンモニアが生成されます。
このアンモニアを体外へ頑張って排出しようと
してくれるのが肝臓と腎臓です。
人体にとって有害なアンモニアを
肝臓で無害な尿素として変換し
腎臓で尿として体外へ排出します。
タンパク質の余剰分が多ければ多いほど
この一連の作業数が多くなり
頑張ってくれた内臓はより一層疲れちゃいます。
腸内環境の乱れ
タンパク質には
植物性タンパク質と
動物性タンパク質があります。
植物性タンパク質は
大豆などに含まれているタンパク質です。
ソイプロテインという商品名のものが
植物性タンパク質で作られているプロテインです。
動物性タンパク質は
牛乳や肉類などに含まれているタンパク質です。
ホエイプロテインという商品名のものが
動物性タンパク質で作られているプロテインです。
ホエイプロテイン(動物性タンパク質)のものが
どちらかというとメジャーになります。
この動物性タンパク質を過剰に摂取すると
体内で吸収されなかった余剰分が
そのまま腸内にぶちこまれます。
タンパク質は悪玉菌の大好物なので
腸内環境の乱れを引き起こします。
悪玉菌が活発になってくると
腸の運動が弱まってしまい
腸内に腐敗産物が増えちゃいます。
これが増えると、口臭や体臭の原因になる
とも言われているので、計画性なく
ガバガバプロテインを飲むのは
あまりお勧めしません。
めっちゃくちゃオナラが臭くなります。
基本はご飯から
プロテインをはじめとするサプリメント。
品質の良い悪いは別にして
とても手軽に手に入ります。
さらにめっちゃくちゃ小さな粒や少量の粉で
必須な栄養素を簡単に摂取できます。
そりゃあみなさん考えることは一緒ですよね。
サプリだけで生きていく。
まあ計算上は可能なのですが
その近未来的な行為は
不健康へ向かって
フルスロットルで全力疾走する行為と同じです。
サプリメントから摂取する栄養素の量と
食べ物から摂取する栄養素の量が同じでも
食べ物から摂取する場合は
咀嚼(そしゃく。噛んで飲み込むこと)
内臓での食物の消化が行われます。
サプリメントの場合ほぼ即吸収のみです。
人体を構築するものは
使わなければ衰退していきます。
脳が
「あ、この機能いらへんねや。ほな縮小縮小。」
と、とっとと機能を衰えさせます。
噛むことによっていろいろな組織が刺激され
身体に負荷をかけて消化することで
人体の歯車は複雑に回ってくのです。
そして何より
うまいものが食えないのは
生きる楽しみがめっちゃ減る。
と僕は感じます。
死ぬ気でトレーニングして腹ペコなって
食べるご飯のうまさ。
そのためにトレーニングしているんじゃないかと
思うときすらあります。
栄養は基本的にご飯から。
人間にとってのサプリと
パソコンにとってのアプリは
どちらも足らないものを補うためにあります。
うまく使いこなしましょう。
お後がよろしいようで。
次回からは
成分ごとのプロテインの賢い選び方や
お財布と相談したプロテインの選び方
プロテインに対する疑問の数々を
ばっさばっさとなぎ倒していこうかと思います。
僕の野望はブログを読んでくれているあなたを
健康オタク・トレーニングオタクに
してやることなのです。
わっはっは。
それではまた次回お会いしましょう!
みんなちゃんとご飯食べろよな!